Blu-ray Discに対して、積極的に技術協力をしてまいりました当社は、Blu-ray Disc用のオーサリングシステムもいち早く導入。お客様の先鋭的なご要望にも柔軟に対応いたします。
1. 単層ディスクの製造方法概略

- ①射出成形 ポリカーボネイトのペレットを高温で溶かし、金型に注入して、1.1mmのディスクを作ります。
- ②金型取出&冷却 成形直後の基板温度は約100度なので、金型より取出し、室温になるまでディスクを十分に冷却します。
- ③記録膜成形(相変化膜スパッタ) 基板のピット(データの入った溝)の上に相変化膜の多層膜をスパッタリング法により形成します。
- ④カバー層形成 記録膜の上面に、スピンコート法、もしくは、0.1mm厚のフィルムを張合わせて、カバー層を形成します。
- ⑤UV照射(※注1) スピンコート、もしくは、フィルム張合わせによって形成されたカバー層にUVを照射してカバー層を硬化させます。
- ⑥ハードコーティング BD-ROMは、ベアディスクの為、ハードコートをかけます。
※注1.スピンコート法では、外周部でのUV硬化樹脂の盛り上がりを防ぐ為、スピンをさせながらUVを照射します。
2. 2層ディスクの製造方法概略

- ①射出成形 ポリカーボネイトのペレットを高温で溶かし、金型に注入して、1.1mmのディスクを作ります。
- ②金型取出&冷却 成形直後の基板温度は約100度なので、金型より取出し、室温になるまでディスクを十分に冷却します。
- ③1層目記録膜成形(相変化膜スパッタ) 基板のピット(データの入った溝)の上に相変化膜の多層膜をスパッタリング法により形成します。通常1層目の記録膜は、2層目に比べて厚めになります。
- ④中間層形成 1層目記録膜の上面に、スピンコート法、もしくは、25µm厚のフィルムを張合わせて、中間層の原型を形成します。
- ⑤スタンパー押し当て 中間層(まだやわらかい)に対して、2層目の溝が入っている樹脂スタンパーを押し当てて中間層の溝を形成します。
- ⑥中間層のUV硬化 スタンパーを押し当てたまま、UVを照射して、やわらかい中間層を硬化させます。
- ⑦スタンパー剥離 硬化した中間層が剥がれないようにていねいにスタンパーをディスクより剥ぎ取ります。
- ⑧1層目中間層検査(※1) 2層目の記録膜で1層目がカバーされる前に、1層目および中間層に不良がないかを検査し、不良品を排除します。
- ⑨2層目記録膜形成(相変化膜スパッタ) 中間層のピット(データの入った溝)の上に、相変化膜の多層膜をスパッタリング法により形成します。(※2)
- ⑩カバー層形成 2層目の記録膜の上に、スピンコート法もしくは、75µm厚のフィルムを張合わせてカバー層を形成します。
- ⑪UV照射(※注3) スピンコート、もしくは、フィルム張合わせによって形成されたカバー層にUVを照射してカバー層を硬化させます。
- ⑫ハードコーティング BD-ROMは、ベアディスクの為、ハードコートをかけます。
- ※1 スタンパーの剥ぎ取りによる失敗はないか、中間層の膜厚(25µm)の均一性をチェックします。
- ※2 2層目の記録膜は光をある程度透過させなければならない為、1層目に比べ薄くなっています。
- ※3 外周部での盛り上がりを防ぐ為、スピンさせながらUV照射を行い硬化させます。















